WDAC3
日本発売準備中
海外価格 9,500ドル
WDAC3
独自技術で完成した、世界最高水準のD/Aコンバーター誕生
驚異的な圧倒的解像度で作り出す限りない自然さ、サウンドクオリティの世界
WDAC3は超ハイエンドでこそ感じられるサウンドクオリティを多くの方々に認められ、ハイエンドオーディオ市場の新たな境地を開いています。
すでにアメリカ、ヨーロッパ、中国などのレビューで絶賛が続いており、WDAC3とWAMP2.5は世界で評価されています。
価格性能比が良いのではなく、世界最高水準のDAC
これまでのハイエンドDACは、USBモジュール、アップサンプリングモジュール、DSPモジュール、DAC ICなど、市販の製品を組み合わせて作ることがほとんどです。
WaversaSystemsのWDAC3は、デジタル信号処理アルゴリズム、USB入力、ネットワークモジュール、DAコンバーターコントロールなど、基本設計から独自の技術で作られたDACです。
Normal DAC:XMOS(産業用)にDAC全体が同期され、USBチップで発生したジッターノイズがシステム全体に影響する。
WDAC3:省電力、低クロックのWaversaSystems社カスタムUSBチップによって、非常に安定してジッターノイズの影響を最小限に抑える。
Normal DAC:産業用のXMOSチップがマスタークロックとなって同期されるので、システム全体に継続的な悪影響を与える可能性がある。
WDAC3:USBチップと同期するWaversa Audio Processor(WAP)がマスターとなり、オーディオパーツ間の同期でジッターノイズを最小化する。
Normal DAC:44.1k / 48kHzの音源が1つのクロックで動作し、不正化サンプリングになる。
WDAC3:WAPは周波数に合わせて2つのクロック(44.1k / 48kHz)を持っており、正確な数値でアップサンプリングする。
Normal DAC:SABREチップと分離されてない左/右の信号システムで相互干渉が起きる
WDAC3:SABREチップから完全に分離した左/右の信号システムで、相互干渉を根本的に排除し、最終的なアナログ段までそれぞれの固有信号を維持する。
世界最高水準の技術が生み出す、洗練されたディテールサウンドクオリティ
超ハイエンド級の解像力と音楽性を兼ね備えるとは、理にかなった話しでしょうか?
デジタルの堅牢性と精密さ、アナログの細かいディテールと自然さ、これを兼ね備えたDACは可能でしょうか?
WDAC3のサウンドは一言で「デジタルでこんな音が可能なのか?」という反問が出るほどに、超高解像度のディテールに仕上げつつ、自然な音楽の世界を作り出します。
デジタルを自然で快適な音に作りあげることは非常に困難です。非常に高額な超ハイエンド級のいくつかのDACで可能なレベルです。アナログプレーヤーで堅牢なサウンドステージと、正確で細密なフォーカシングを作り出すには、少なくとも10万ドルに迫るようなアナログプレーヤーシステム(ターンテーブル、トーンアーム、カートリッジ、フォノケーブル、フォノイコ)を構築し、念入りにセッティングする必要があります。
この二つの利点をまとめたDACがついに登場しました。
WaversaSystems WDAC3は、独自に開発した独自のデジタル信号処理アルゴリズムを実装し、デジタル回路とアナログ回路を完全に結合する、世界最高水準の技術力と、多くのオーディオ愛好家とハイエンドオーディオショップの全面協力による徹底的な音質チューニングによって、今まで聞いたことのない新しい音の世界を完成させました。
実際に目の前で聞いてみても、信じられないほどの驚異的な音に、多くのシステムで検証に検証を重ねて完成させました。
追加モジュール価格表
- Ethernet Network Module:580ドル
- Coaxial:400ドル
- AES / EBU:400ドル
- Optical:400ドル
- HDMI in/out(2チャンネルステレオ):400ドル
- Clock Input:400ドル
- Headphone Amp:400ドル
ヘッドフォンアンプモジュール
- Balanced / Unbalancedデュアル出力
- インピーダンス:Balanced 300/600 Ω、UnBalanced 16/32 Ω
- 周波数特性:10~27,000Hz
- THD:0.05以下
ハイエンドを超えるハイエンドD/Aコンバーター
- 超低消費電力Custom USB回路搭載
- Dual Waversa Audio Processor(WAP)Chip搭載
- 44.1/48kHzを独立構成したMEMS Master Clockに最適なUnified Clock Systemシステムを実装
- DSDアップサンプリング(64/128/256)
- PCM to DSD256 Conversion
- PCM Enhancement:Bypass、1x、2x、4x、8x
- DSD to PCM Upsampling(世界初)
- Complementary Full Balanced Analogue Circuit
- Discrete / Transformer出力モードの選択可能
- 出力電圧の設定可能:100%、75%、50%
- デジタル入出力モジュールの選択装備(4個まで)
– Network Player、Coaxial、AES / EBU、Optical、Clock Input、Clock Module、Bluetooth、Wi-Fi、ヘッドフォンアンプ、アナログ入力 - アルミニウム切削のシャシーと内部ブロック
- デジタル部、アナログ部の独立デュアルトロイダルトランス、総アルミニウム切削アイソレーション電源部
- フロントのLED表示部(1,800以上LED):入力、サンプリングレート、メニュー、曲名などを表示
1人の開発者によって誕生したWaversaSystemsの技術
- 20年間で100種類以上の真空管アンプの設計
- エレクトロニクス博士課程 – Computer System Architecture
- CPU設計とOSの開発
- デジタル信号処理(高精度医療機器、高解像度の映像処理、音声信号処理)
- iPhone、Androidアプリの開発とプログラミング(Objective C、C / C ++、Java、XML)
- アナログ回路/デジタル設計技術/ソフトウェアプログラミングに堪能
世界最高水準の技術力
”価格比性能が良い”、”新しいメーカーにしては良さそう”、などの言葉はWaversaSystemsのWDAC3には当てはまりません。
ハイレベルな独自のデジタル開発ソリューションを持つWaversaSystemsは世界最高水準の技術を保有しています。モバイル用オーディオチップのソリューション開発、IPカメラネットワーク設計、ブラックボックスの中核モジュール開発、3D映像処理ソリューション、医療用精密分析機器開発など最先端デジタルソリューション開発会社です。
その技術力をハイエンドオーディオに注ぎ込み、世界的にも見た事のなかったトータルソリューションの独自開発DACを完成させました。
一般的なハイエンドオーディオDACは、2つのうちどちらか
- アナログ専門会社
デジタル部分は外注で製作し、アナログ回路だけを設計する。
※ほとんどのハイエンドオーディオメーカー - デジタル専門会社
デジタル技術専門で、デジタル部中心のDAC制作
WaversaSystemsは最高水準のデジタル&アナログソリューション
アナログ回路とデジタル回路に堪能な人は本当に極僅かです。まずいないと言って良い程です。
アナログとデジタルは同じ電子だが、完全に別世界です。デジタルは一生懸命に勉強すれば一定レベルの専門家になれますが、アナログは天性の才能を生れつき持っていなければ難しい分野とも言われます。
極端に例えれば、多くの人が美術を専攻しても、ピカソやゴッホのような存在は数十年に1人出るか出ないかという事です。
ハイエンドオーディオの歴史をみても、本当にハイエンドアンプをうまく設計した人は2~3人程度です。天賦と言えるアナログ回路の感覚と最先端デジタル回路に堪能な人がDACを作ったと言うこと自体が世界一であり唯一ということです。
WaversaSystems WDAC3
デュアルオーディオプロセッサーチップ搭載、新しいデジタル信号処理アルゴリズム、モジュール構造など、デジタル部が大幅にグレードアップし、アナログもバッファーV3などハードウェア的にも大幅に向上しました。
その他、高級オーディオショップとの共同音質チューニングを行い、更にハイエンド音質にアップグレードしました。
新たにチューニングされたWDAC3は超ハイエンドアナログサウンドを志向する、自然なサウンド(Effortless)にチューニングしました。
全てのデジタル部とアナログ部を開発し、相互補完による完璧な最適化を行い、ジッターを劇的に減らしたWDAC3は今までのDACでは聴くことができなかった圧倒的な情報量に驚かされます。
オーディオプロセッサーチップ設計とプログラミング、アルゴリズムとアナログ部の細密なチューニングで完成されたサウンドは、現存するいかなるDACと比較しても素晴らしいパフォーマンスを現します。
これまで聞いたことがない高解像度のサウンドと、デジタル機器とは信じ難いほどに自然で高級な品格の音質を新たに生み出しました。
これまでのDACとDAC2がハードウェアのスペックで世界最高水準でしたが、WDAC3は音質的にも超ハイエンドのサウンドで完成しました。
W DAC Specification | |
---|---|
Convertor Type USB Chipset OS | Waversa Audio Processor Type 3 applied Built-in 3M high-end Upsampler Ultra Low Power Universal Serial Bus Audio Class 2.0 with High Precision Clock Linux 3.2 with 1GHz TI OMAP Processor ( ARM CORTEX-A8 ) |
D/A Convertor | Dual ES9018K-2M DAC Chip |
Digital Input | 1 x USB Type B : 24 bit 384 kHz, DSD 128 |
Optional Digital Input | Ethernet : RJ-45 AES/EBU COAX OPT Bluetooth iPod Wi-Fi |
Optional Clock | BNC System Clock Input MEMS Clock Module OCXO Clock Module |
Optional etc. | 1 Set x XLR Input Headphone Amp. |
Input Sample Rate | . AES/EBU, COAX, OPT, iPod, Bluetooth – up to 192kHz . USB – PCM 44.1, 48, 88.2, 96, 176.4, 192, 352.8, 384 kHz . USB – DSD64, DSD128 . Up to 384kHz |
Analog Output | 1 Set x XLR 1 Set x RCA |
Output Impedence | Discrete : 50 Ohms Transformer : 150 Ohms |
Output Signal Level | |
Line Voltage | 90~120 VAC / 180~240 VAC @ 50~60Hz |
Dimension | W 440 x L 330 x H 105 ( Foot Spike 15 ) mm |
Weight | 15 Kg |
技術的主な特徴
ファームウェア・アップデート
- インターネットによってファームウェアのアップデートが可能です。
原音のための、原信号のための処理
元の信号に完全に一致する回路を開発し搭載しました。
アナログ増幅は特性上、現在の技術で入力信号に完全に一致する出力信号を作り出す方法はありません。
これをデジタル回路で補正し完全に一致する信号特性を作り出します。これはアナログとデジタル回路を完璧に理解した上で統合開発すればこそできる最高難易度の技術と言えます。
デジタル信号処理のH/W(HDL)とS/W(DSP)方式の違い
デジタル信号処理は大きく分けて、プログラマブルチップを利用したハードウェア(H/W)方式と、市販のDSPチップを使うプログラム(ソフトウェア、S/W)方式の2つの方法があります。
一般的にH/W方式が高速かつ安定的に動作します。
しかし、H/W(HDL、Hardware Description Language)方式は開発が難解で思ったとおりに動作させるには、全ての構造の理解と難易度の高い最先端技術が必要です。
現代のオーディオ機器で、これだけ高いレベルのプロセッサーチップを直接設計しDACを開発するメーカーは非常に希有と言えます。
DSP(S/W)方式の信号処理
処理が逐次的かつ複雑でエラーやトラブルが発生する可能性が高い。
HDL(H/W)方式の信号処理
複数の信号処理が同時に行なわれるため、全ての動作がオーディオ信号のタイミングに一致する。
WaversaSystemsではHDL方式によりバッファーを用いず、インテルi7 CPUの10倍に相当する演算速度で全ての信号を処理し、ジッターの発生を大幅に抑制し、全データを損失させず元データを、音楽を原音として復元します。
クロックシステムによるジッター対策
▲アナログ波形とデジタル波形の比較
デジタル信号の0と1ならば常に正確に伝達されるというわけではありません。
0と1の間の時間差がデジタル信号の不具合となり、これが高周波ノイズを発生させ、音楽再生ではデジタルの”冷たさ”として感じる最も大きな原因となります。
そのため、アナログとデジタルの音で最も大きな違いの原因の1つであるQuantization Errorを無くす事がDAC設計において最も重要な部分と言えます。
Analog Stage構成
アナログステージはディスクリート・ディファレンシャル-フルバランス(L+,L- / R+, R-)でデジタルノイズをキャンセルさせ、ディスクリートとトランスを選択できるように設計しました。
一般的にはトランスで構成されるDACはバイオリンやチェロのようなソロ曲や穏やかな音楽を聴く場合に適し、ディスクリートはロックのような全帯域に渡って出る音楽に適し、若い人が好む傾向が多いです。
WDAC3は、8つのモジュールのトランスとディスクリートがそれぞれ存在し、ジャンルに合わせて選択して音楽を聞くことができるようになりました。
また、一般的なDACとは異なり、WDAC3でのSABREチップはコンバーターの役割だけをするため、SABREチップでの音質の劣化が全く無くポテンシャルを発揮させてます。
WaversaSystems WDAC3の特別なEstimator(アップサンプリング)
Waversa Systemsには先端医療機器事業の技術があり、生体信号の検出と復号の信号処理と誤信号を生む今までのアップサンプリングではなく、原本に非常に近い信号を追跡するアルゴリズムを専用チップで開発し、WMiniDACに搭載しました。この処理の内部処理速度はPCM 3Mのサンプルレートに該当し、LPレベルの復元能力を持っているといえます。
これが、WAP(Waversa Audio Processor)です。
デジタル音源はアナログからデジタルへと変換される過程で、指定された解像度によって下図のように最も近い地点のデータを使用し数値化されます。解像度が低いほど実際との誤差は大きくなり、その誤差によって、元の音には存在しない高周波ノイズが発生し、”デジタルは冷たい音”という感じる音となります。
▲一般的なDACの低解像度におけるデジタル信号(赤色線)
デジタルの点と点の間を線で繋ぐため、アナログの曲線とは異なり点と点の間は直線となり、これも高周波ノイズを発生させる部分でデジタル音声の冷たさとして感じさせる部分です。
▲一般的なDACの低い周波数帯域におけるデジタル信号(赤色線)
WAPは再生周波数に合わせて44.1/48kHzの2つのクロックによって正確にアップサンプリングを行い、1つクロックだけでアップサンプリングを行うDACとは音質が全く異なります。
▲一般的なDACの高い周波数と解像度におけるデジタル信号(赤色線)
1回の演算では正確な波形を得られなくとも、複数の処理とその合成によってより正確な波形を再現し、この波形をD/Aチップに送り再生することで今までに無いレベルの原音に限りなく近い出力となります。
このようなメカニズムはインテルi7チップ10個相当の演算が必要となる非現実的な膨大な処理ですが、WAPのParallel Computingにより、一般的なノイマン方式のコンピューターでは不可能なレベルの性能を実現しています。
▲Waversa Systemsの原信号復元メカニズムによって復元されたデジタル信号概念図(オレンジ線)
一般的なDACのバイパスは、入力信号をそのまま処理しますが、WaversaSystemsのバイパスは44.1/48kHzともに16ビットを24ビットへと正確に変換して処理します。
▲ WaversaSystemsのクロック別ビット処理とアップサンプリング
外観デザインと内部構造
デザインの外観
米国産アルミニウム切削による流麗なデザインを持つWDAC3。
前面のLED表示によって再生する情報が一目で分かるようにデザインされています。
電源/ソース/メニュー/セレクトボタンをレイアウトし、リモコンを使わずに本体でも操作できます。
前面に大きな文字が表現されるディスプレイボードは約1,890個のLEDで作られました。
入力、サンプリングレート、曲名、メニュー表示など、様々な情報を離れた場所からでも分かりやすく確認できます。
このディスプレイボードも、ノイズ抑制のために別途のクロックを使用せず、Master Clockで制御されます。
▲ 前面右下部にソース選択/メニュー/セレクトボタンをレイアウト
▲ 天板にはWaversaSystemsのロゴ。高品位アルミニウムを切削して作ったWDAC3はトップ、リア、サイド、どこからもネジが見えません。
リアにBalance/Unbalance端子とUSB(Aタイプ)入力を基本構成で搭載し、4つの追加モジュールスロットと豊富に用意されています。
4つのモジュールスロットは自由に構成でき、モジュールの追加・分離は大きな長所になっています。
アルミニウム・ブロックを精巧に加工したシャシー
シャシーにもWaversaSystemsのロゴを施しました。
白いLEDが照明になり、感性的な部分まで配慮しました。
※メニューでOFFも可能
内部構造
WDAC3の内部は各部分が完全に遮蔽されるように、アルミニウムをエポキシ・モールディングしました。
アルミニウム缶の中に各部分が入っています。
完全遮蔽によって、相互干渉(interference)無く完璧に各部が作動し、振動係数もほとんど無く設計されました。
▲ アナログディスクリートモジュールとトランスフォーマー出力モジュール
▲ デジタル用とアナログ用のトロイダルトランスフォーマー。放熱と遮蔽のためにアルミニウム・ブロックを削り出して製造
電源トランスフォーマーはデジタル用とアナログ用の2基を搭載し、パワーも同じくデジタルパワー/アナログパワーと別々に構成しました。このようにトランスフォーマーとパワーを別構成とする目的は、全ての電気機器には逆起電力があるためで、この逆起電力が相互干渉(interference)しないために、それぞれ設計されています。
▲ 入力モジュールもアルミニウム削り出しで製造し、テフロン・ガイドによってスムーズに装着できます。
WDAC3内部構造図
▲ WDAC3の内部(WDAC2)
▲ 完全に新設計されたWDAC3メインボード。
中央右下に最も多くの演算と処理を行うDual Audio Processor部が見えます。
ハイエンドオーディオは振動との戦いが最も重要で、内部構造の設計でも相互干渉と振動を完全に遮断する設計によって、音楽が持つ最も最高のサウンドをプリアンプで送れるように設計し、マスターテープが録音されたままのサウンドを再生します。
ネットワーク機能
1G Ethernetで接続された信号は、内部ネットワークでスマートフォンのAPのような省電力(=低ノイズ)Cortex A8 1G、TI OMAP(Open Multimedia Application Platform)と接続し、データはUSBで、自社開発のUSBチップに入力される設計です。
多くのAV機器が対応するDLNAもサポートし、多様な機器と組み合わせて使用できます。
オーナーの方が希望するケーブルでAurenderネットワークプレーヤーと同じ製品を使用したい場合を備えて、DACとネットワーク部分の設計を完全に分離しました。
一言で言えば、WDAC3はDACとネットワークプレーヤーの2機種が1つの製品になっている事です。
オーナーが希望するとうりに、簡単にボタン1つで設定して比較聴取できます。
メニュー設定と音質
Resolution
ハイエンドオーディオの愛好家の方にはアップサンプリングに懐疑的な方が多いです。
既存のDACやDDCのアップサンプリングは音が細く、音色が変わって聞こえるという短所があったためです。
WaversaSystemsはそのような短所が無いDACを開発しました。そのためにUpsamplingではなくEstimatorという単語を使っています。
デジタル信号をWaversaSystemsだけの特別なアルゴリズムで分析し、完璧なアナログサイン波形を作り上げる技術です。
Resolution-Bypass
Bit数を24Bit以上に処理し、サンプリングレートは入力そのままで再生します。 16Bit/44.1kHzのCD音源は24Bit/44.1kHzで処理されます。 元の雰囲気をそのまま高解像度のサウンドで再生され、圧倒的な情報量のディテール全てが活動する感覚です。音のエッジが鮮明で、広大に広がるステージが印象的です。
Resolution-1X
どの信号が入っても44.1k/48kHzで処理します。CDクオリティの音楽を聞く場合はBypassと全く同じ処理になります。88.2k、96kHzなどの音源をDownsamplingして聞きたい時に使います。 計算上、音源によってジッターが発生する場合があるので、更に高い設定かBypassでの設定を推奨します。 音が少し暗く静かになり、音の粒子が大きく感じ、パワフルで太く楽しいサウンドに聞こえる傾向もあります。
Resolution-2X
88.2/96kHzで動作します。 音の粒子が柔らかくなり、サウンドステージは静かに沈み美しくなります。 音色や音像はそのままに、ソフトで静かな音楽を楽しみたい時にお勧めです。
Resolution-4X
176.4/192kHzで再生します。 帯域やステージが広がり、音の粒子がさらに細かく空間が埋まります。 音色は更に甘美になります。
Resolution-8X
352.8/384kHzで動作します。 確実に解像力とマイクロ・ダイナミクス、アンビエンスの描写がが向上し、新たな音の世界が広がります。 音の艶から美しく立ち上る空気間が素晴らしく、十分にチューニングされたシステムで聴くと、まるで素晴らしいLP環境のようなサウンドが楽しめます。 システムによっては聴き疲れる音になる可能性もあります。 うまくセッティングされたハイエンドシステムでは、更に上のレベルの音を経験できます。
DSD Conversion
全ての音楽をDSD256に変換して処理します。 音が自然で柔軟になります。人為的な無理やりさが全く無く、まるで新しいハイエンドDACを追加したかのようなサウンドがよどみなく出ます。 サウンドディテール表現が生々しく、サウンドステージは物静かになります。音楽が更にドラマチックに音楽的に変わります。 好みによって好き嫌いが分かれる場合もあり、今までの聴き方ともう1つの最高のソース機器として役割を果たせます。
アナログ出力モード
ディスクリート(Discrete)
広大なサウンドステージが広がる、厳正でニュートラルなTRサウンドで、フルバランス回路が持つ全帯域でフラットなバランスで、広帯域の歯切れの良い音の粒子を楽しめます。
トランス(Transfomer)
WDAC3からのプレゼントのようなオプションです。 トランス特有の音色や質感あるサウンドが得られます。 高域の魅力的な音色、中低域の安定感と重みで、ボーカルがひときわ魅力的になります。弦楽や交響曲などでは荘厳なほど。 多少反射傾向のあるシステムで、トランスモードは光のようなマッチングを聞かせてくれるはずです。
出力電圧設定
出力電圧設定はプリアンプと最適なマッチングのための、最高のオプションの1つです。
このオプションは音色を変えたり、フィルタリングするのではなく、最高のマッチングを目的とした設定です。
100%
積極的で豪放、雄大壮厳なサウンドが出ます。 WADIA、DCSでハイゲイン出力を流します。 デリケートで柔らかいサウンドシステムの場合に100%を選択してください。
75%
100%では強すぎる時は75%に設定すると、安定的で繊細なサウンドになります。 全体的にバランスが良く、ダイナミクスも良く出ます。 基本的に推薦できる出力電圧です。
50%
サウンドがより洗練され、高純度に純粋なサウンドを聴かせ、小出力真空管アンプを聞いたのと同じような繊細なサウンドが得られます。 この設定はプリアンプとのマッチングなので、耳で聞いてお好みで選択してください。
シンプルが好きな人にはWDAC3はやや複雑にさえ感じるオプションが多いです。
しかし、このようなオプションの調整によって自分のオーディオシステムを完璧に作ってくれるのがWDAC3です。
ネットワークプレイでは曲名まで表示されます。
機能追加候補
※追加機能は未定内容です
DSD Upsampling
DSD音源は自然でソフトですが、音のエッジが多少弱腰だという評価もあります。
WDAC3は世界初、世界唯一のDSD Upsamplingを対応します。
DSD-PCM-Estimator-DSD方式のUpsamplingです。
- DSD Bypass
DSDオリジナルフォーマットをそのまま再生します。 - DSD 64/DSD 128/DSD 256
DSDを64、128、256で再生します。 - DSD 44.1/DSD 88.2/DSD 176.4/DSD 358.2
DSDをPCM信号に変換して新たな音で楽しめます。 DSDの自然さとPCMの鮮明で精巧な長所を合わせたサウンドで再生されます。
音質モード選択
最終チューニングで完成したWDAC3は自社開発の信号処理アルゴリズム、デジタル補正によるアナログの完璧な波形再現で超高解像度の音質を得ました。
画質に例えれば、今までのCDがDVDで、一般的なDACがハイレゾなら、WDAC3の音質は4K、8K UHDです。
したがって、WDAC3は従来のDACとはレベルが異なる情報量の音が出ます。
そのため、ケーブルやアクセサリーまで調整された超ハイエンド級システムにWDAC3を導入すれば、信じられない、耐えがたいほどの解像力になって現れる恐れさえあります(信じられでしょうが真実です)。
それで既存システムとの互換のために、WDAC3ではもう1つのオプションを検討中です。
WAS(Waversa Ultra Sound)モードとAudiophileモードです。
WASはWDAC3の全ての性能を引き出し、どのようなDACでも真似さえできない高解像度の音を出します。
Audiophileモードは一般的なDACと同じ傾向の音で、既存のオーディオシステム、ケーブル、アクセサリーとマッチングしやすいモードです。
WUS(Waversa Ultra Sound)モード
WDAC3の周波数帯域、解像度、ダイナミクスなど最大性能が出るモードです。
システムによって過剰なサウンドになる可能性があります。この場合はケーブルやルームチューニングなどを推奨します。- Audiophileモード
既存のオーディオシステムでバランス良く使えるように、周波数帯域、解像度、ダイナミクスを調節したモードです。
既存のアンプ、スピーカーとケーブル、アクセサリーなどとマッチングしやすく優れたサウンドが楽しめます。
実際に聴いて比較してみて選択してください。
Waversa Systemsの紹介
WaversaSystemsは2012年に設立された若い会社ですが、開発者でありCEOである、シン・ジュンホ代表がこれまでにプロジェクトと開発した機器は非常に広範囲に及びます。
働いてきた会社で、世界初のIPの監視カメラを開発し、世界中の会社にライセンスや輸出をしており、車両用ブラックボックスに入る重要な部品を製作し、現在も政府施策事業や医療機器、オーディオ信号処理チップ製作の業務に携わっています。
シン代表はWaversaSystemsを設立した理由を、これまでの開発過程で得た技術とノウハウをオーディオに集約するためと言います。この技術は今後、家電分野などにも広く使用される予定で、Waversa Audio Processor(WAP)はライセンス契約で輸出の段階にあり、このWAPをハイエンドオーディオで先に試験検証するためにWaversa Systems DAC、AMP製品などを作ってます。
このあらゆることにおいて、最も驚くべきことは、シン代表はハードウェア/ソフトウェア設計の全てを1人で行っていることです。
シン代表は高校生の時から真空管オーディオ機器を継続的に作っていて、このアナログ設計ノウハウで作られたAnalog MCH Phonoアンプ、WVインティアンプと、デジタルとアナログに対する知識とノウハウが相当なものと業界だけでなく学界でも評価されています。
WaversaSystemsのDAC製品群はネットワーク機能を搭載していますが、このようなネットワーク機能を有するには、ソフトウェアでDAC専用音楽再生プログラムを用意しなければなりませんが、Mac/iOS/Android/Windowsのいずれも開発しました。
こうしたことから、ハードウェア設計やソフトウェアまで可能な、オーディオ界に現れた、まさに天才だと言えます。
オーディオ関連の経歴
1995年 | 真空管アンプの開発(パソコン内蔵EL34シングルインティアンプ) |
1995~2010年 | 様々なビンテージアンプの復刻と設計(Western Electric 91B、Klangfilm、GRUNDIG、SIEMENS、DECCA、Mullardなど) |
2008年 | ジェンセン、ウエスタン、UTCなどトランスを使用した40種のDACを開発 |
2009年 | ウエスタン、ALLNIC、UTC、LUNDAHLなどの出力トランスを利用したプリアンプ、パワーアンプ製作 |
2012年 | WaversaSystems創立 |
2013年 | ネットワークプレーヤーの開発、DAC1開発 |
2014年 | DAC1N、DAC2、WNAS1、1N、2、2R、AMP1開発 |
オーディオメーカーへAudio Processorモジュール供給 | |
オーディオメーカーへDigital Part開発及び供給 | |
2015年以降 | AMP2開発、DAC3、NAS3、AMP3順次開発予定 |
オーディオ以外の産業開発経歴
1992年 | 01410通信処理システム開発参加 |
1993年 | 2.5G STM-16光伝送システム開発参加 |
1995年 | リアルタイムデジタル動画(MJPEG)伝送システム開発 |
1997年 | 世界二番目のIPカメラ開発、フィリップス、富士通、三菱、ソニー、三星(サムスン)などにIPカメラを供給。 |
1999~2008年 | ウェブゲート(現大明エンタープライズ)研究所長 |
2002年 | 世界初POE(Power Over Ethernet)IP Camera開発 |
2003年 | 独自チップを搭載したDVR開発(三星、ハニーウェルなどに供給。ラスベガスコンベンションセンターおよびネバダ発電所、映像収録システムの構築) |
2005年 | 親会社とともに米国警察用ブラックボックス開発及び供給 |
2007年 | 三星テクウィン、NUVICO DVRラインアップ供給 |
2010~2012年 | イノステクノロジーCEO(DVR/IP Camera/NVR開発) |
2012年以降 | WaversaSystems CEO |
2012年 | 3D Medicalの映像処理システム開発参加 |
2013年 | High-End Audio事業開始 |
WaversaSystems CEO シン・ジュンホが製作した真空管アンプ
Key Features
FPGA based built-in high-end up-sampler(WAP) up-to 1.5MHz/24bit
Dual SABRE based design
Linux 3.2 with 1GHz TI OMAP Processor ( ARM CORTEX-A8 )
Built-in USB input with 4 optional module input
D/A converting with CDP/DDC via Coaxial, AES/EBU, Optical Input module
File Play with PC/MAC via USB Ports(UAC2 Compliant)
Network Play with NAS via Ethernet module(DLNA Compliant)
Digital Input : DSD128 Support(USB, Ethernet)
Bottom LOGO LED On/Off
PCM Enhancement (Bypass, 1X, 2X, 4X, 8X)
Real-time PCM to DSD Converting
Discrete buffer and Transformer buffer selection feature
8 level brightness control for LED Display
3 level Output Gain (50%, 75%, 100%)
WUS(Waversa Ultra Sound) On/Off feature
Full balanced / Full discrete output stage with selectable transformer output buffer
System Update via Network and SD card