WActivator2を使った感想を簡単に書きます。
Waversa製品のユーザーなら分かると思いますが、バーンイン時間が本当に長いです。
この商品も同様です。まずは左右チャンネルとサブウーファー用に3つ購入しました。
ホームページに書いてあったように、スピーカーケーブルにつないで青の最も強いモードで聴いてみました。低域が凄い。
チャンネルデバイダーを使っていましたが、それを外して、プリの電源端子と自作サーバーの24ピン電源ケーブルで使ってみました。
だいぶ良くなったような。ダイナミクスは向上したけれど、目まいがして耳が痛くなってきたので動作を青から緑に変更。
バランスも良く低音もしっかりして良いです。ただ高音域も向上して良いですが、ちょっと硬いような。
私の経験から、そのまま2週間放置してみました。
インターコネクトライトも使ってみました。
バランスを考えて低域連動、高域連動するかどうかでチューニングしました。
まずSATAケーブルやLANケーブルの場合、WEXT-Referenceと同時に使うと信号が低下するのかバッファリングが起きたり認識されなくなる場合があります。SATAデータケーブルが長い場合(2メートルでテスト)、問題が発生した場合はWアイソレーターと同時には使わないことをお勧めします。それかアイソレーターを使うケーブルでは使わない方が良いか。
2メートルのSATAケーブルで使う場合、データ転送が一時的か時折ブロックされ、ブルースクリーンが表示されWindowsがフリーズします。
一方、アナログケーブルではどこでも問題ありません。
バーンインが進むと音の硬さも消えました。
結局、現在は3つ全てでレベル3、ブルーモードで使ってます。
ソース機の実力をしっかり発揮させてくれます。
驚異的な音が出てます。解像度の極みと言いますか、超低域の分離もAccutoneウーファーがより明瞭になりました。
超低音域から超高音域までフラットで良く、中音域も良く、ボーカルもクリアに聞こえます。
二律背反
ダイナミックで落ち着きのあるアナログなサウンドがとんでもない。低音はしっかりとスピード感と深みがあります。沈むところは深く沈み、一撃に威力を感じます。
つまり、今までどこでも聞いたことがない音が鳴るようになりました。
結論を言うと、スピーカーケーブルのみに使うとWActivator2は30%くらいしか使い切れないと思います。
ほぼ全てのアナログケーブルと電源ケーブルで効果があります。
何回使っても効果を感じます。
ただし、デジタルケーブルでも有効ですが、アイソレーターと同じ箇所で同時に使うと認識されない場合があり、長いSATAケーブルなど一部のデジタルケーブルでエラーが発生する場合があります。
つまり、アナログケーブルや電源ケーブル、スピーカーケーブルなど様々な分野で使うのは問題ありませんが、デジタルケーブルで使う場合は注意した方が良いというのが私の意見です。
今また聞きながら書いてます。
ただ聞きながら遊んでるだけって感じです。
ファビオ・ビオンディの「四季」の4曲目を聞くと、コントラバス、チェロの超低音域から超高音域までの音が聞き分けられ、奏者の息づかいまで聞こえます。今までは聞こえなかった音です。
ソースは全て自作CDトランスポーターで再生したCDサウンドです。
メモリー再生オプションは使わず、CDダイレクトだけの再生です。
今聞いている音の最終完成形は明らかにWActivator2のお陰です。
ただし、WActivator2の30%のパフォーマンスでも、チューニングを行わないとたどり着けないと思います。