電気抵抗と電子加速とオーディオ

電気が通る全ての導体は電気抵抗を持っています。
電気抵抗が低いほど電気伝導度が高く、単位時間あたり電子が流れる量が多くなります。
抵抗という言葉は、電子が早く行かないようにする性質を考えると簡単です。

道路や自動車などを見てみましょう。
道路を導体と仮定し、自動車を電子で例えると、未舗装道路、国道、高速道路など様々な道路がある時、高速道路で自動車が最も速く移動し、非舗装道路では表面、曲がりなど様々な抵抗でゆっくり移動します。実際の導体でもこのような現象が発生すると理解できます。

周期表導体のうち、銀がもっとも電気抵抗が低いです。オーディオでも銀を使用する例は非常に多いです。
これは電気抵抗が低く、実際に望む電子をできるだけ多く送信できるからです。

ところが、人類が望む完璧な導体は電気抵抗ゼロの導体です。
このような導体を超伝導体といい、超伝導体に対する期待が非常に大きいです。
しかし、現実的に商用製品に使用可能な超伝導体はまだ時間がかかるようです。

それでは、超伝導体なしで電気抵抗を下げる方法はないのでしょうか。答えはあります

Waversaでは長年の研究の末に、アイソレーター、アクティベーターという製品を発売しました。
このようなアイソレーター、アクティベーターは、導線、回路などの電気抵抗を下げるために電子を加速する機器です。

WLAN-isolator-Ext1
WLAN-isolator-Ext1
WActivator2 アクティベーター
WActivator2

導体の電気抵抗で電子がゆっくり流れて電気抵抗が高くなったと説明しましたが、電子を強制的に速く流すようにすればどうなるでしょうか。

同じ導体から電子が急速に流れると、電気抵抗が当然低くなります

電気抵抗が低くなると様々な現象が発生しますが、その中で最も重要な部分はノイズの減衰です。
言い方を変えると、ノイズが発生しないようになります。
一般的なフィルターは既に発生したノイズを除去することに焦点を当てているため異なります。

デジタルでノイズとは何でしたか?

オーバーシュート

デジタル信号に電気抵抗があると、上の図のようにオーバーシュートが発生します。
このようなオーバーシュートはノイズで回路全体と家屋内全ての電子機器を流れるようになります。

アイソレーター、アクティベーターを使用すると、上図の右側に示すようにオーバーシュートが減少します。
オーバーシュートが減ると、当然ノイズも減り、接続されている他の機器のノイズも同様に減ります。

オーバーシュートが全く発生しない場合は、それを超伝導現象といいます。
事実上、超伝導体ではオーバーシュートは全く発生しません。

このため、Waversaが開発したアイソレーター、アクティベーターをオーディオ以外の産業領域では電子アクセラレーターと呼びます。
電子アクセラレーターは、接続されたオーディオやテレビなどでその役割を非常に改善します。

特にアクティベーターは、接続されたスピーカーのボイスコイルの電気抵抗を減らすため、ブーミングが発生せず、より正確な低音を出力します。

言い換えれば、スピーカーユニットのボイスコイルを銀よりも電気伝導度の高い導体を使用した時と同じです。ただし、銀よりも電気伝導度の高い導体はないので、他の代替手段はありません。

アクティベーターは、ヴィンテージスピーカーに使用すると、現代のスピーカーのようにクリアーな低音と高音を再生します。これはヴィンテージ製品の導体が現代のハイエンドよりも電気伝導度が低い場合が多いためです。

それでは、電子が加速されたことをどのように確認できるでしょうか

単位時間あたりの電子の流れが速くなったことを知る方法としては、充電をしてみてください

アクティベーターを充電器の充電線に接続して、充電線の電子を加速すると分かります。
実際の18650電池セルの充電速度が数十%増加することが確認できます。
バッテリーに到達した電子の量はイオンに転換されて充電されるので影響を及ぼすことが分かります。

アイソレーターは接続されたデジタル信号の電子を加速する機器であり、アクティベーターは機器に接続したデジタル・アナログの両方を加速する機器です。

Waversa Systemsの電子加速器はエネルギー分野にも採用されてきています。
電気抵抗が減ると当然電力消費も減るからです。