B&W 800 Diamond(D2)/ WNAS3 / Waltz / Quicksilver / Diablo

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K様 2017/11/15

B&W 800 Diamond(D2)/ WNAS3 / Waltz / Quicksilver / Diablo 1

B&W 800 Diamond(D2)/ WNAS3 / Waltz / Quicksilver / Diablo

B&W 800 Diamond(D2)をメインスピーカーにして、セッティングを進めてます。
機器の簡単な紹介と感想をまとめてみます。

現在のセッティング
  • プリアンプ:Waltz
  • パワーアンプ:Quicksilver Audio Silver Mono 90W
  • プリメインアンプ:グリフォンディアブロ(前期型)
  • DAC:Chord DAVE
  • DDC兼ミュージックサーバ:WaversaSystems WNAS3
  • サブミュージックサーバ:エアミュージックサーバベーシック(メモリ4GB /内蔵2TB)
  • チューナー:マグナム106T
  • ケーブル:スピーカーケーブル(サンツスアブソリュート)、RCA(JMaudio Exceed PS)、XLR(アコースティックジェンマトリックスリファレンス)、AES-EBU(JMaudio Trinity PS 110オームバランス)、USB、(キンバースターリング2m、銀メッキ3m)など
  1. Waltzプリアンプ
    Waltzは、アメリカのPrecision Fidelity C4をハードワイヤリングで復刻し、特別に最上級の素材で作った製品です。
    Precision Fidelity C4はマランツ7を継承した製品で、7の優れた質感に近代的な帯域と奥行き感と立体感を補強したプリアンプとして知られています。PCB基板で製作されたC4は電源部の慢性的な耐久性の問題で、現在運用中のC4はほとんど修理かオーバーホールされた状態です。現在所有しているが、100〜150万円くらいでも状態の良い製品を手に入れるのは容易ではないようです。WaltzはC4の回路をハードワイヤリングで復刻し、電源部を補強してチューニングした製品でKTS Audioによる製品です。
    Waltzは電源部と内部の部品構成に応じて、音が千差万別で、私の経験では物量投入されたDC電源部を採用したバージョンの音は完成度が高く、採用されたタンタル抵抗とシルバーゴールド配線材とV CAP最上位カップリングコンデンサか、ジャンセンシルバーオイルカップリングコンデンサ(ヴィンテージ質感型)などにより音の傾向が変わります。
    私が使用するWaltzはタンタル抵抗/シルバーゴールド配線材/ V CAP最上位カップリングコンデンサ/ DC電源部を搭載した製品で、初段管はテレプンケン最上位菅にセッティングされた製品です。音の傾向は中低域の優れた質感と広帯域のハイエンド指向を両立し、音の立体感とハリ感に優れています。私が経験した最高のプリアンプです。
  2. Quicksilver Silver Mono 90Wパワーアンプ
    Quicksilver Silver Mono 90Wは3年以上探し回って買った製品です。60Wのブラック製品は、よく取引されているがシルバーの90Wはほとんどありません。
    私は18万円で購入して管の交換に20万円かかりました。管の交換による音の変化は、真空管アンプを使用する方が感じるように多くの違いがあります。そして、内部のカップリングコンデンサの交換のためにV CAP最上位コンデンサ4個(8万円)を注文しました。現在低域のタイトさが少し物足りないので出力のカップリングコンデンサの交換で補完できるかと期待してます。
    このアンプの組み合わせが本当に良かったです。800 Diamondを使っているので、この大型機を鳴らすことができるか心配だったがWaltzとの組み合わせで非常に完成度の高い音を出しています。少し残念な高域の倍音と低域のタイトな密度感は、上記のカップリングコンデンサの交換で補完できると思います。
  3. グリフォンディアブロプリメインアンプ
    メインプリとパワーアンプが真空管なので寿命が心配で、チューナーを聞いたり、映画やゲームなどを楽しむときはTRインテグレーテッドを使おうとディアブロを買いました。プリとの接続機能があり、Waltzプリとの組み合わせでテストをしてみると、やはり単独インティの音ではなく、ディアブロをパワーにセットしてWaltzをプリに接続した音が大幅に良いです。プリアンプの存在を感じる経験です。800 Diamondとの組み合わせで良いようですが、メインプリ&パワーの組み合わせの音とは違いが分かります。
  4. Chord DAVE
    DAVEは、私の夢のようなDACです。これ以上は私の範囲外だと思い、DACはDAVEで終結するつもりですが、どのくらいの能力か計りきれません。
  5. WNAS3
    WNAS3は、私のオーディオシステムで重要なコントロールの役割をしてます。PCとUSBで接続してDDCとして使ってます。DAVEとAES/EBU接続してWNAS3のリモコンでソース選択して使ってます。DAVEとWNAS3がAES/EBUでDSD64転送が可能なので、私が持っているほとんどの音源再生には問題ありません。映像を見たり、ゲームをするときはWNAS3をUSBモードで使い、32Tの音源サーバを起動するときはRoonモードで、最高の音質で音楽をするときは、DLNAやFileモードでWNAS3に搭載した4つのHDD/SSDに入れた音源を再生します。32T音源サーバーにRoonコアをインストールしてWNAS3のRoonモードで音楽を聞くときとWNAS3の内蔵HDD/SSDに入れた音源をDLNA/Fileモードで聞くときの音の違いはかなり大きいです。音のダイナミックさの差が大きいが、私のネットワーク環境がオーディオグレードではなく、一般的なルーターと一般的なLANケーブルのせいだと考えてます。
  6. エアミュージックサーバーベーシック
    WNAS3の前にエアミュージックサーバーベーシックを音楽再生に使ってました。WNAS3をセッティングしてからしばらく使ってませんでしたが、今はSACD ISO —> DSF変換用に指定しています。通常モードでは内蔵HDDにSACD ISOを入れておけばDSFに変換されます。私のSACD ISO 12TBをエアミュージックサーバーでDSF変換中です。ざっと1TBあたり二日かかるようです。エアミュージックサーバーは、ネットワークへの転送速度が70〜85mb/s程度出るので、大容量の音源配信が早くて作業が楽です。
  7. マグナム106T
    チューナーを正しく聞くには受信率が最重要です。少しでもノイズが聞こえるとイライラします。マグナムアンテナを買って、屋根の上に取り付けたらノイズのないクリアに鑑賞できるようになりました。106Tは私が使ってみたチューナーの中で最も高価な製品だが音も気に入り、快適で音楽性があります。欲を出して真空管を交換して4万円くらいかかりました。管の交換後、少しは良い変化はあるものの、価格ほどの効果は良いとは言えません。
  8. 線材
    線材は、入門レベル程度に使ってます。サンクトゥスアブソリュートスピーカーケーブルは、私が経験した製品の中で最も気に入って3メートルと4メートルの2組み持ってます。今後も使う予定です。私が使ってるRCAアンバランスケーブルは、最も良い製品がLAT IC-300線材にWBT純銀製端子を使った製品です。ところが遮蔽性がちょっと落ち、最近JMaudioに注文して純銀製7N線材のExceed PSケーブルを1メートルと1.5メートルの2セット購入しました。満足のいく音が出て、今後はこれを使うと思います。これからパワーケーブルにちょっと神経を使ってマッチングさせたら線材はある程度完成と思います。
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