超省電力LED技術

オーディオの技術ではありませんが、Waversa Systemsが積極的に推進する省エネ事業で重要な部分の1つが超省電力LED技術です。

現在はほとんどの照明がLEDになっており、世界中のエネルギーの20%~25%が照明器具によって消費されています。
そうすると、LED照明が節電で10%節約できれば、エネルギー消費全体が2~3%節約できる事になります。

LEDは電子が反応して光子を放出するダイオード半導体です。
ところがこの電子が全て反応してみんな光子で放出できれば良いですが、実際は半分近くが熱になって放出されます。

電気を使っても半分だけが光になります。もちろん蛍光灯や白熱灯よりは格段に効率的ですが、熱で発散されるエネルギーを減らせれば大きな発展になります。

そしてこの熱は蓄積されLED自体を劣化させ、相対的な光子の放出量も減少します。古いLEDテレビが暗くなるのはこのためです。

Waversa Systemsの特許技術は、LEDで熱が発生する根本的な原因を遮断し、LEDの寿命を延ばし、同じ明るさなら40%程度の電力消費を抑えます。
また電子アクセラレーターによってLEDの拡散度を高め、同じエネルギーで高い光量が得られます。

LED照明器具が熱を出すと、その熱を下げるために空調で温度を下げる悪循環が続いています。
最近のように温暖化による暑さを防ぐには、カーボンニュートラルが切実ですが、Waversa Systemsの超節電LEDなどの技術が少しでも役に立てばと考えています。

Waversa Systemsの超省電力LED駆動チップは設計が完了し、遅くとも来年には半導体チップとして発売される予定です。実証はCPLDでも可能なので、現在多くの分野に適用中です。

しかしハイエンドオーディオを着実に進行させるために、引き続き応援してください。