WLAN-PCIe-Card:Windows10からWindows11アップグレード時のブルースクリーントラブルシューティング

C様からの情報です。
自作PCのOSをWindows10からWindows11にアップグレードした際に、カーネルパニック画面になったそうです。

以下、C様からの情報です。
※太線や用語など編集してます


自作サーバーのOSをWindows10から11にアップグレードしたところ、突然カーネルパニックが出ました。

WLAN-PCIe-Card:Windows10からWindows11アップグレード時のブルースクリーントラブルシューティング 1

BIOSのCSM(※注 コンパチビリティサポートモジュール)でUEFIを標準にしても直りません。
こういう時は1つの方法しかないです。付けているカードを一旦外し、1つずつ付けながら確認します。

なんと、WLAN-PCIe-Cardが原因でした。

このカードは10年の安定と実績のあるRealtek RTL8111Eというギガビットイーサネットコントローラが使われています。
それほど互換性が高く、問題が無いチップです。

Google検索すると、Realtek RTL8111E搭載カードでWindows11アップグレード時私のような症状がかなり多いようです。

一度カードを外してWindows11 24H2をクリーンインストールして、
Realtekの公式サイト https://www.realtek.com/Download/List?cate_id=584最新のWindows10/11ドライバーをダウンロードしてインストールしました。(カードを付けてない状態でもドライバーのインストールはできます。)

その後、起動すると問題無く正常に動作しました。

今書いてみると簡単に思えますが、何時間もかかりましたw

Windows10はまだ使えますが、アップグレードする方は注意してください。


オンボード機能が増え、マザーボード標準のまま拡張しないPC環境が増えていますが、以前のPCは拡張カードを付けないとディスプレイ出力もサウンド出力もできないので必須オプションでした。

WindowsアップグレードはWindows2000、というかXP以降トラブルが起こりにくくなっていますが、PCIカードなど周辺機器でのトラブルが起こる時があります。

Cさんも書かれてますが、トラブルの際は拡張カードなどオプションを一旦外して、1つずつ接続し直して確認するのが確実です。
でも買ったまま使うPCが当たり前の現代では、面倒に感じる人が多いでしょうね。

それを乗り越えて、標準よりも高音質や高画質が得られるのは車やオートバイの改造に通ずるのでしょうか。