1位 WminiRemote
別売りリモコンが1位で申し訳ありません。
セット化のご意見もありますが、別製品で輸入する価格も高くセットにすると販売価格が上がってしまい、ネットでWMiniDACを使う方は無くても良いと言う意見が多く、WMiniAMPには必要ですがWMiniDACの後でWMiniAMPを買うと価格の高いリモコンがダブるのも無駄で、別売りになってます。
MicroUSBで充電できるアルミ削り出しのリモコンは滅多に見られません。私の机でもWminiRemoteが一番高級感あふれる存在だったりします。
2位 WSmartHub
DACよりアンプよりもハブが上位でした。
音を良くするためのLANのハブを基板から設計して開発し、内蔵バッテリーを2系統内蔵し、バッテリー動作と充電とを同時にコントロールすることで24時間365日の連続稼働を実現しています。
ここまで本気で開発したWaversa Systemsの企画と決断は素直に凄いです。
「USBフィルターで音が変わるわけがない」、「LANのハブで変わりようがない」という考えもありましたが、実際に音が良くなるのは聴けば判るので仕方ありません。
3位 WMiniDAC
minimServerを搭載し、WAPを搭載したWminiシリーズのネット対応DAC。
家のLANに接続すれば、パソコンやWIFIのスマートフォンから非圧縮ハイレゾ再生が可能になる、PCオーディオの先にある世界が手に入ります。
パソコンを起動していない時も、NASやスマートフォンにある曲をLANで非圧縮ハイレゾ再生できます。
パソコンを起動中なら、パソコンの中の曲も再生でき、WminiRemoteが無くてもWebブラウザでWMiniDACのリモコン操作もでき、もちろんパソコンからUSB-DACとしても再生可能です。
スマートフォンとWMiniDACさえあれば、今までのPCオーディオ環境が一新します。
まだPCオーディオをやってない方は、PCオーディオを飛ばして簡単にLANオーディオへ進めます。
PCオーディオをやっている方、こんなに簡単にこんなに良い音で鳴ってしまって、今までの苦労は何だったのかと思うはずです。私は思いました。でも良いんです。良い曲を探すという音楽を楽しむ本来の苦労かつ楽しみに戻れます。と思った2016年でしたが、PCオーディオの再生ソフトをいじる楽しみにも立ち返りつつあり、PCオーディオの楽しみは音以外、いじる部分も思った以上に大きいと今更ながら気づく次第です。
4位 WMiniAMP
WMiniシリーズで私がイチオシなのがアンプのWMiniAMP。
RCA、XLR、同軸デジタルと3系統入力があるので、ぜひハイエンドオーディオだけでなく、映画やゲームの音もWMiniAMPで聴いてみてください。
テレビのBGMや効果音、CMの音で、え?とドキッとさせられることがしばしばあり、チャイムや携帯電話の音でテレビの音か実際の家の音か分からなくなったり、効果音がスピーカーの更に外側から聞こえてくる経験ができます。
それが録音の良い曲や、音の良いDACを繋げた時、どれだけの音が聞こえるのか、考えただけでも笑えてきませんか?毎日聴いてる私でも、今こうして考えるだけで、やっぱり笑えてきます。
Waversa Systems製品の販売ランキングで4位のWMiniAMPですが、私自身、2016年の最大の出来事がWMiniAMPです。おそらく、私がオーディオの仕事をはじめて10年以上のなかで3番に入る衝撃的なオーディオ機器です。
5位 WMiniNAS
WMiniシリーズの共通シャシーでNASまで作ってしまったWaversa Systemsには頭が下がるというか呆れるというか、驚かされました。
USBドライブを使って簡単に一時的に再生曲を追加できるのも便利で、自動コンバートや、以外と曲ファイルのコピーから認識して再生するのに時間がかかる地味にNASの困った問題を解決してしまってる、オーディオでNASを使って分かってるなと思わせる機種です。