Waversa Systems Japan

ウェーバーサシステムズ

2019年1月~3月ランキング

オーディオ専用超低ノイズスイッチングハブ WaversaSystems WSmartHub

今年初めてのランキングです。

と、言ってもWSmartHubが1位なのは相変わらず。

※画像クリックで製品ページへ

5位

ネットワーク対応DAC搭載ヘッドフォンアンプ WaversaSystems WMiniHPAmk2

WMiniHPAmk2

ネットワーク対応DAC搭載ヘッドフォンアンプ

4位

高音質プロセッサー搭載デジタルアンプWaversaSystems WMiniAMP

WMiniAMP

WAP搭載ハイレゾデジタルアンプ

3位

ネットワーク対応WAP搭載フルバランスDAコンバーター WaversaSystems WMiniDAC

WMiniDAC

ネットワーク対応WAP搭載バランスDAコンバーター

2位

高音質再生オーディオ専用LANケーブル WaversaSystems WLANcable

WLANcable

高音質オーディオ専用LANケーブル

1位

オーディオ専用超低ノイズスイッチングハブ WaversaSystems WSmartHub

WSmartHub

高音質オーディオ専用超低ノイズスイッチングハブ

wcore.wndr.wvampmk2

J様のレビューを翻訳掲載

WSmartHubとWNAS3をお使いのJ様が、WCORE、WDAC3、WVAMPmk2を追加されたレポートです。

  1. WSmartHub:オーディオ用スイッチングハブ
  2. WNAS3:CD高精度リッピング機能搭載ネットワークプレイヤー
  3. WCORE:バッテリー駆動Roonプレイヤー
  4. WDAC3:ハイエンドDAコンバーター
  5. WVAMPmk2:ハイエンド真空管アンプ

wcore、wndr、wvampmk2の環境を一気に揃えました。

wvamp mk2にアップグレードして、wcoreも悩んで買いました。
今の構成は、音量を相当上げても聞き疲れしません。

vampの真空管は、300bも良かったですが、低音が好きな私はkt150に変えて満足してます。

こんどはwrouterとラックを検討しなければならないですね。

今のケーブルはチェルノフです。電源ケーブルとマルチタップもアップグレードしたいですが、Waversa製品ばかりに気を取られてます。

そんな状況ですが、音は最高です。

月刊 Waversa 5月号

※画像やタイトルで記事にリンクします

WSmartHubとLANケーブル

参考になったと好評で、WLANcableを買っていただいた方の感想も好評です。

日本のテスト環境にあるWDAC3のLANコネクターがXLRになっていた謎がやっと解けました。

数日使ってみたWMiniHPAmk2使用記

音質が良いのでDACとして評価されてますが、ヘッドフォンアンプとしての性能も飛び抜けてます。

カフェのオーディオ(コーヒーEXPO)

日本でもカフェに設置予定です。

世界初、オーディオ専用ルーター

WSmartHub発表時のような反響をいただいてます。

書斎の雰囲気でシンプルなインテリア・リスニングルーム

高級すぎて一般的とは思えない気もしますが、世界は広いというか、知っておいて損は無いというか。

「私好みのヘッドフォン探し」

日本でも、こういう機会がありましたらWMiniHPAmk2を手配しますのでお声がけください

HiFi Club試聴会
「LP、CD、ネットワークプレーヤー、Roon Nucleus音質比較」

貴重な試聴会レポートです。

デジタル設定の楽しみ/Roon DSPヘッドフォン編

Roonというと高級オーディオで大きいスピーカーで聴くというイメージもあるようですが、ヘッドフォンオーディオ(Head-Fi)用に特別な機能が豊富にあり、海外ではかなり広まってます。

WCore+WNAS3+WSmartHub

h様

私もWaversaで構成しました。

WNAS3+WCore+WSmarthub

オーディオラックにぎっしりです。

次はフォノアンプを検討してます。

元々はWNAS3を買ったが、私には必要ない機能、チューナー、DAC、CD機能があって、WCoreを買ってWNAS3を売って、WStreamerでシンプルな構成にしました。

当然、WStreamerで聴くRoonのサウンドは素晴らしかったが、多段階(?)WAP process機能があるというWNAS3が良いと思って再びWNAS3を買い直しました。

期待して新しい構成で再び接続して、音楽を聴いて、本当に満足です。

私はもともとSpectralアンプマニアで、プリとパワーをモデルごとに変更してSpectral製品だけを20年ぐらい使ってきたが、Spectralとも良くマッチングしてます。

常識的には、複数の段階のプロセッシングを経ると、音質が劣化していくだろうと考えたが…
そのような心配とは裏腹に、まるで研ぎ澄まされた氷の上をすべるような、なめらかで、スムーズに流れるように出る音楽に心から嬉しくなりました。

他のレビューを見て、音の背景が静寂というのがどういう意味か分からなかったが、音と音の間の間の静寂さを知って、音楽に更にはまってしまってます。

もちろん、今回はケーブルも少し入れ替えて電源も増強した効果もあったと思うが、少なくともWNAS3の効果が70%以上あると感じます。

これほどに良い製品を作ったWaversaSystemsに感謝します。

レビュー:t様「WAVERSAの塔」

WNDR、Waversa Network Direct Rendering。
WaversaSystemsが開発したネットワーク再生の音質向上技術です。
簡単に例えれば、RoonのRAATのようなもので、ユーザーは特に意識する必要はありません。

無料アップデートでハイエンドシリーズが順次WNDRに対応しつつあります。
テスト段階でも大好評でしたが、アップデートが公開されてから絶賛されています。

t様:2018/04/13

WNDRはとても良いです。音質改善効果が大きいため、クラシック音楽をよく聞いて、この音楽がこんなに良かったのかと感心しきりです。
短所としては、ソース機がよくなるとアンプなど他の部分もアップグレードしたいと思ってしまう事くらい…

WSmartHubとLANケーブル

WSmartHubとLANケーブル(WaversaSystemsのコラムを翻訳掲載)

WSmartHubの音質向上についてのご質問が多いですが、国内外でのユーザーの方々や販売状況から、実際にお使いいただいて効果が高いと判断できます。
WSmartHubとは何なのか、どのような原理でどのような効果があるのかを説明します。

分かりやすい図を用意しました。

全ての高速通信は、この入力信号のようにノイズが発生する事を前提に、その上で、正しく動作するように設計します。
ノイズがあると通信できなかったり、接続が切れたりすると良い製品とは言えず、より低価格に作る事ができないとしても、ノイズがあっても通信が可能なように設計します。

入力信号の波形が目のようなので、目の波形「Eye Diagram」と言われ、人の目と比べて瞳以外の部分が例え全てノイズであっても通信は良好に行われます。

ところがオーディオでは、この様なノイズが致命的な問題になります。

WSmartHubはこれらのアイダイヤグラム上の情報を抽出して、右上の図のようなきれいでジッターの無い信号を生成します。
ここで1つ問題が発生します。波形の角、エッジが鋭いという事です。このエッジもノイズを誘発し、高域が騒々しく聞こえる原因になる場合があります。

このエッジは、LANケーブルで対処できる場合があり、それはWaversaSystemsで長期間のテストと研究を行った結果、1.5メートルのLANケーブルを使った場合に、下の図のようにエッジが滑らかになり、ノイズが誘発されなくなります。

もちろんケーブルが更に長い方がエッジは更に滑らかになるが、問題はジッターがまた増えてしまう事です。
したがって、2メートル以上だとエッジはかなりソフトになり、ジッターの発生で音が劣化する可能性も高くなります。

WaversaSystemsのWLANケーブルは、これらの点に基づいて開発されたケーブルです。

2018年1月・ランキング

今年初めてのランキングです。

と、言ってもWSmartHubが1位なのは相変わらず。

※画像は製品ページリンク

1位 WSmartHub

オーディオ再生にネットワークを使っていても使ってなくても、ネットワークと完全に分離するのも難しい現在、LANに使うスイッチングハブが大きなノイズ源なので音を悪くする原因になっています。

そこで、電源は内蔵バッテリーで更に極低ノイズ化、LANスイッチグハブの回路も独自に開発した超低ノイズ仕様、LEDと内蔵バッテリーのみを外部電源で動作させ、ハブ回路は内蔵バッテリーのみで動作させる超低ノイズ構成。

ネットワークオーディオ環境にWSmartHubを導入すると、超低ノイズ化によって音質を向上させます。

他社製のネットワークプレイヤーやDACを使っているけれど、WSmartHubは必要で欠かせないというオーナーさんが多いです。

2位 WMiniAMP

3位 WMiniDAC

2位はミニシリーズのDACとアンプが毎月のように入れ替わっていて、2018年1月はWMiniAMPが2位でした。

2台目のアンプ、サブシステム用に、初めてのアンプに、WMiniDACとセットでもオススメです。

本棚に入るサイズのスピーカーでお使いの方が多いようですが、更に小型のデスクトップスピーカー、そして大型テレビの横に置くようなトールボーイスピーカーや床置きの大きなスピーカーでお使いの方もいらっしゃいます。
WaversaSystemsJapanでは高さ約1メートルのスピーカーでも大きな音で鳴らしてます。

WMiniDACとセットがオススメなのは、XLR端子で高音質なバランス接続できて、WMiniDACにUSBメモリーやmicroSDカードリーダーを使って、高音質プレイヤーで簡単に音楽を楽しめるからです。

好きなスピーカーに、WMiniDACとWMiniAMPをつなげれば、選曲やリモコン操作はスマートフォンの無料アプリで毎日簡単に音楽を楽しめます。

microSDカードリーダーに入れた曲も、スマートフォンの中にある曲も、難しい事はなく簡単に高音質で音楽を楽しめます。
Bluetoothよりも簡単で、CDプレイヤーよりも音が良く、スマートフォンの無料アプリで簡単操作。
もっと簡単に、もっと便利に、もっと良い音で、もう音楽の楽しみ方が一気に変わります。

コラム「日常の中心に音楽を」

月刊 Waversa 1月号 WCORE特集

デジタルハイエンドオーディオの新世紀 WaversaSystems WCORE

HiFi Clubのコラムの翻訳掲載

デジタルハイエンドオーディオの新世紀
WaversaSystems WCORE

アナログ時代を経て、CD、デジタル音源が一般大衆はもちろん、オーディオファイル(愛好家)のメインフォーマットと位置づけられ、多くの人たちの快哉を得た。物理パッケージのコストが減り、音楽鑑賞が簡単になった。一般的には手軽に音源ストリーミングを楽しめればそれで十分だ。
しかしオーディオファイルは違う。 数多くのCDをリッピングし、高音質の新しい音源をダウンロードして、パソコンやNASに保存する。そしてプfoobar2000、JRiverなどのプレイヤーソフトで再生する。さらに最近24ビットのハイレゾ音源もストレージデバイスの発展とともにオーディオファイルの間で大きな人気を得ている。

しかし、各部分ごとの合計が、必ずしも全体の総和ではない場合もある。ますます増えた容量、そしてこれを管理するためには非常に不完全なソフトウェア。少なくともCDを凌駕するハイレゾ音源、それらが散在する大容量HDDとNAS。そしてパソコンの発展速度にもかかわらず、還元主義的な観点では理解できない副作用が至る所で水面に浮上した。
部分の合計が全体になっていないのだ。反対に欠点も散見された。音質は別として、インターフェースの問題がネットワークストリーミングで見受けられる。これはある程度の快適さを備えたプレーヤーがあるにはあるが、依然として満足できるほど進化したものは見つけられない。

このような状況で、偶然見つけたRoon Laboratoryは、従来のリモートアプリやライブラリ管理ソフトウェアよりも数段階飛び越える進歩的なプラットフォームを実現している。現在、このRoonを超える音源再生/管理ソフトウェアは皆無である。従来のプログラムが2G世代の携帯電話ならば、Roonはまるで、アップルのiPhoneが初めて世界に登場したスマートフォンを思い浮かぶ。私がRoonを2年以上使用している最初の第一の理由は、まさに快適さである。

Roonのルーツはイギリスのハイエンドオーディオメーカー、メリディアンにさかのぼる。Sooloosを覚えているだろうか。LINN クライマックスと共に、ハイエンドの分野で先駆者的に登場したネットワークストリーミング機器だ。ハードウェア的な面はともかく、Sooloos再生プログラムは確実に優れていた。そしてメリディアンはこの時から、ハードではなくソフトウェアに方向旋回し始めたようだ。現在、MQA事業に参入したのは偶然ではない。ともに、Sooloosソフトウェアエンジンを開発したエンジニアたちが独立して作ったのが、まさにRoonだ。

「新概念のネットワークプロトコルRAAT」

Roonは、コア、ブリッジ、サーバなどで構成され、ここで最も重要なポイントはRAATという通信規格である。’Roon Advanced Audio Transport’。他の機能的にのみ搭載している音源再生プログラムとは、そのルーツから比較にならないプログラムである。この規格で再生する時、Roonのプログラムは最も優れた音質で聞かせてくれる。ただ音楽再生関連機能のみ充実したRoonだったら、おそらく今年のRoon使用決済する際に、ためらったかも知れない。(※訳注:Roonは1年間か永久使用料どちらかの有料制)

Roonを使用する最も大きな理由は、RAATプロトコルを通じた音質的メリットにある。どれだけ他のプログラムと比較しても、機能はもちろん、音質面でも比較しうる対象は無かった。彗星のように現れたこの新人が、オーディオファイルの目と耳を一気に奪うことができた決定的な理由だ。このため、私はいくつかのRoon Readyネットワークプレーヤーを使用してきた。現在、タイダルと連動できるという面も欠かせない魅力だ。

「偶然ではなく必然、WCORE」

WaversaSystemsがRoon Coreをリリースするという知らせを聞いた。有名ハイエンドメーカーと比較しても優位に立っている技術力を誇るWaversaSystemsなので期待するのが当然だ。今までのネットワークプレーヤーの開発者やソフトウェア開発者たちが作り出した再生プログラムはRoonと比較にもならず、いまだに悪戦苦闘している。このためどこもRoon認証の「Roon Ready」に対応を急いでいる。大衆の要求を無視していたら、さらに遅れかねないという不安感も大きいだろうが、現在のRoonを追い抜くことができる代案さえも皆無だからだ。

最近、発売開始されたネットワークDACなどに「Roon Ready」マークをよく見かける。しかし、ハイエンドのオーディオシステムに導入可能なコアは、その選択肢がとても限られる。この状況でWaversaSystemsが提示したWCOREの存在は、Roonとハイエンドオーディオシステムの等価的統合を夢見ていた進歩的なオーディオファイルには両手を挙げて歓迎するに値する。

WCOREは既存のNASやNUCシリーズなどの小型PCをコアとして使っていたオーディオファイルにとっては、本当に夢に描いたスペックを実現して登場した。ここでも部分の合計は全体とは異なるということが証明される。いくら既存のPC部品を組み合わせたとしても、完全にハイエンドオーディオ用として全体を完成できなければ無用の長物となる。我々はいくつかの高級自作PCが、音楽専用サーバーなどの音質を超えることができないことを、多くの費用と手間と時間をかけて、ひしひしと身に染みて体験している。

WCOREは電気的干渉や振動、発熱など、円滑な動作や音質劣化を招く可能性のある状況を避けるために総切削アルミニウム・シャシーを採用した。内部は各部分を徹底的に隔壁処理した。まるでAyreやMSBなど、超ハイエンド機器の内部を見ているようだ。全てのオーディオコンポーネントの心臓、電源部もまた分離して設計した。一つはメインボード電源、そしてもう一つはネットワーク再生用電源として、全てリニア電源だ。

しかし面白いのは、ネットワーク転送時に発生する可能性のあるノイズを除去するために、リチウムイオン電池を採用した部分だ。このほかにもルーター、NASなどから流入する高周波ノイズを取り除くためのフィルターを使用するなど、極度な潔癖症的な回路を実装した。この他にもボード自体でRoonの動作に少しでも影響を与える部分は除去する一方、Linux OSのカスタマイズなど、ハードウェア、OS、全ての面で、ただRoonのために徹底的に追求し尽くしている。

「パフォーマンスの比較テスト1:CD VS WCORE」

一度ハイファイクラブ試聴室で、試聴テストを実施した。既にアヴァンギャルドTrio Classico XD(700万円)+BASSHORN XD(500万円)を中心にゴスティーノ新型プリ/パワーアンプがセットアップされた。DACはWaversaSystems WDAC3mkII、そしてCDPはCHORD Red Reference(300万円以上)を投入した。音源トランスポートは当然WCORE。
このシステムで通常のCD(レッドブックCD)と比較し、違いが大きく分かるようにした。同じシステムで、CDとリッピングした音源は、データでは完全に同じだが、再生音の違いは明らかだった。

「パフォーマンステスト2:WDAC3mkII VS WCORE+WDAC3mkKII」

家に帰ってから、私はWCOREのテストで数日続けてプレイリスト再生を繰り返した。かなり多くのNAS音源を再生して分析し、同様にWCOREとDAC3mkIIをセットアップして私のリスニングルームで繰り返しテストした。加えて、WaversaSystemsのWSmartHubもリスニングテストに参加させた。

セットアップシステムは2セットで、一つはDynaudio confidence C4を中心にJeff RowlandとPLINIUSパワーアンプで構成した。そして2つ目は、Totem Signature Oneスピーカーを中心に、CARY CAD-300SEI真空管アンプとCyrus 8-2 DAC兼インテグレーテッドアンプを使った。2つのシステムで比較試聴してみたが、WDAC3mkIIを単独で使用した時と、WCOREを一緒に使った時の音質は、かなり異なった音質を聞かせてくれた。特にUSBインタフェースを使わず、全てイーサネット端子を使って完全にRAATプロトコルで再生する音質は非常に印象的だった。

Glenn Gould-Bach Goldberg Variations
A State of Wonder

私のデジタルシステムはこの数ヵ月間変化がなかった。様々なレビュー機器を使っていたが、DACはWDAC3mkII、そしてMytek Manhattan2を交互に使っている。しかしここに、WCOREが入り、最も大きな変化は、僅かな誤差や震えさえ発見できない正確な音程表現だ。例えば、グレン・グールドの1955年ゴールドベルグ変奏曲(24/44、Flac)は優れているが、コンピューターに録音したRe-Performanceが、音程、テンポなどオーディオファイルの立場で聞くことはもっと優れている。多くの場合、1955オリジナルは、ハイエンドシステムでノイズが起きる。しかし、WCOREで聞いたオリジナル録音は解像力と帯域幅が広がり、はるかにクリアーで瑞々しいサウンドで再生される。

Susan Wong-Soudng of Silence
Step into my Dreams

スーザン・ウォンの「’Sound of silence」(24/96、Flac)で示したボーカル音像は非常にリアルだ。加えて、背景は真っ白なキャンバスの上に最初に刷毛塗りをするように鮮度の高い音色が広がる。音と音の間の空間に呼吸できる空間が木々の間を吹き抜ける風のように爽やかで、ボーカルはその顔だけでなく、体全体が見えるかのように鮮明だ。このような実体感の向上は、だいたい低解像度デジタル音源ではかなり平面的で単調に聞こえがちである。もちろん、この曲は24Bit/96kHz音源だが、今まで感じることができなかったホールトーンとともに柔らかな高解像度の服を着て現れた。

Francois Lazarevitch-Vivaldi il Gardellino
Les Musiciens de Saint-Julien

全体的に特別なトーンカラーは感じない。非常にニュートラルで、これは音源に対する歪曲がないという意味だ。デジタルドメインの立場から見ると、ジッターなど時間軸ノイズがほとんど無いという意味と結びつけて考えることができる。周波数特性から見ると倍音の特性からどれだけクリアーな音を出すのか知ることができる。基音と倍音が低い低域(250Hz)から、高い高域(12kHz)まで伸びる管楽器、フルートを聞いてみると、他のネットワーク機器と音質の差が大きくなる。例えばフランソワ・ラザレヴィチ がトラベルソフルートを担当して演奏したサン・ジュリアンの音楽家たちのビバルディ「Common Redpoll」(24/96、Flac)を聞いてみると、高域の高いオクターブまで減衰せずに伸び、よどみ一つ発見することもできない。それにもかかわらず、澄んで壮麗な倍音が豊かにリスニングルームを包み込む。

「性能テスト3:WSmartHubと」

最終的な決定は、スマートハブとつなげたWCORE/WDAC3mkIIの組み合わせである。基本的にはWCORE自体がハブとしての機能、音質的役割をほぼ全て実行する。しかし、より上位のハイエンドシステムを使用する場合、スマートハブと一緒に使う事を推薦する。スマートハブを一緒に使う場合、WCOREとWDACを直結せず、スマートハブを中心に接続してシステムを構築することができ、音質も更に向上幅を持つ。加えて、スマートハブとWCOREはデザインでも延長線上に並んだペアのようによく合う。

Kyung-Wha Chung-Bach Violin Partita No.2
Itamar Golan

WCOREによってRoon RAATで鑑賞する音源は、解像度に関係なく、既存のネットワークプレーヤーとは異なる境地の音質を聞かせてくれる。しかし特に高解像度音源でその特性が最高潮にアップする。例えば、1988年4月28日、日本のサントリーホールで登場したチョン・ギョンファのバッハ「シャコンヌ」がそうだ。聴衆を金縛りにした演奏で、この録音を収録したLPをタスカムDA3000を使ってDSD128で録音して聞いた。私はVAN DEN HUL COLIBRIなどを使って録音したこの音源を、このようにLPに迫るサウンドで再生するネットワークプレーヤーを見たことがない。デジタルノイズとジッターの下に埋もれていた音の粒子が一挙に出てくる時に鳥肌が経つ演奏を再現してくれる。当時、観客席にいたポリーニが絶賛した理由が分かるようだ。

amazon

Robert Len-Brasillia
Fragile

WCOREをシステムにセットアップして、Roonで聴く音楽はほぼ全ての面で音質向上を明確に感じることができる。これ程の向上であれば、実際にRoonの利便性は今より悪かったとしても納得することができる。WCOREの音質は、まるで音源に付着した汚れや埃を払ったような音だ。ロバート・ランの「Brasillia」(DSD64)を聞いてみると、ギター、サックスの倍音はまるで裸になったようなサウンドだ。一言で透明でクリアーで鮮明である。これ程の解像力ならば、非常に明るくクリアーで、表面の質感が脱色されそうだが、WCOREは白は白として最上の解像度をそのまま維持する。

Thierry Fischer-Mahler Symphony No.1
Utah Symphony

昔の言葉だが、「GIGO(Garbage In、Garbage Out)」(訳注:ゴミを入れればゴミが出てくる)という言葉がある。汚れた信号からはクリーンな信号は絶対に出力されることはないということだ。システム全体では、信号のスタートラインに位置するソース機器が該当する。しかし細部的に細かく分けて考えてみると、現在最初のスタート地点にWCOREが位置する。WCORE以外のすべての要素をそのままにして音質を比較すると、ダイナミクスはもちろん、エンベロープの特性からアタックとディケイの区間の音量変化が特にはっきりしている。加えて、RAATによる過渡応答特性の向上はすべての楽器に明確な力と秩序、駆動力を付与する。例えば、リファレンスレコーディングスFreshシリーズの中で最高の録音の一つである、マーラー交響曲1番第4楽章(DSD64)で、ありがちな低域の解像度低下の惨劇はない。むしろ隅々まで楽器の動きをパノラマのように見せてくれる。

「総評」

WCOREはWDAC3mkIIの他にも、Roon認証を受けたネットワークプレーヤーとEthernet段の接続によって、その性能と音質を満喫できる。加えて、スマートハブまで使った場合にその性能は最大限に発揮される。WCOREが現在ハイエンドデジタルの中心で意味することは非常に大きい。USB伝送から脱し、イーサネット伝送による高音質を再生できるということ。そしてRAATという唯一の音楽専用ネットワークプロトコルを完全に具現したということである。

そして他のサーバー、ネットワークプレーヤーを圧倒するRoonのUIや音源管理機能を活用し、ネットワーク再生の大きな壁だった音質面までも一挙に崩してしまった。もう一度「GIGO」を思い返して見ると、DACのアップグレードではなく、音源トランスポートのアップグレードが遥かに全体の音質向上に効果的であるという事実を証明する。これはCDTとDACの時代から変わっていないファクトだ。ちなみに、まだDLNAやAirPlayなどを同時に対応しないのは、今後は必要になるだろう。国内外のストリーミングサービスのためだ。ともに、別のコントロールパネルをwebで実装すれば、より便利に使えるようになりそうだ。

要するにWCOREは、デジタル機器で表現しにくかった真の音楽の熱気をリアルに復活させた。一方、アナログシステムでは限界があるダイナミックレンジとS/N比を極限まで引き上げた。RoonそしてWCOREの相乗効果は実に大したものだ。RoonのスマートなソフトウェアエンジンとWaversaSystemsの天才的な技術が結合したハイエンドトランスポートの傑作だ。断言できる。WCOREはハイエンドデジタルオーディオの新世紀だ。

Written by Audio columnist コナン

Specifications

 

WCORE

Power

トロイダルトランス

FAN

なし

CPU

i3(低消費電力)

GPU

なし

マザーボードSMPS Power

最小化

Class of component

最高級の部品

シャシー

アルミニウム総切削シールド加工

Network

Ethernet x4

Network電源

バッテリー

I / O

なし

Storage

mSATA x 1(OS)
mSATA x 2

OS

Linux

OS カスタマイズ

オーディオ用 カスタマイズ

2017ランキング

今年もハイエンド製品を発売できませんでしたが、来年こそ準備を進めてスタートしたいです。
ということで、今年もWMiniシリーズとハブでのランキングです。
※集計が簡単でした

↓ 画像クリックで製品ページへ

1位 WSmartHub

オーディオ専用、内蔵バッテリー、EthernetとUSBのハブを統合した超低ノイズ機。
10万円台のWMiniDACでも、100万円クラスのWDAC3でも、数百万円のネットワークオーディオ機でも、WSmartHubと構成している環境が海外でもかなり広まってきました。
日本でも人気で、今年のナンバーワン製品です。

2位 WminiRemote

リモコンをランキングに入れるか迷いましたが、(製品が少ないので)入れました。
WMiniDACのオーナーも、WMiniAMPのオーナーもWminiRemoteを買うので自然とリモコンの順位が上がって2位です。

3位 WMiniAMP

△ 左:WMiniAMP / 中:WMiniDAC / 右:WMiniNAS

WMiniDACを抜いての3位。WMiniシリーズでトップと言えます。
理由は、やはり圧倒的な音質で、DAコンバーターを変えた時の音の変化よりも、このWMiniAMPを入れた時の音のアップが凄まじいからです。
私がWaversaSystems製品を最初に聴いて、一番衝撃を受けたのがこのWMiniAMPです。
WMiniDACとWMiniAMPのセット使いで、2基のWAPを使うのがお勧めです。

4位 WMiniDAC

サーバー搭載DACは徐々に種類が増えてきてますが、このDAコンバーターはWAPを積むのが最大の特徴です。
アップサンプリング機能はバイパス、x1、x2、x4、x8が選択でき、ガツンと聴きたいバイパスとx1、ウォームに聴きたいx4、ナチュラルに聴きたいx8、などとWAPをフルに使いこなして高音質で楽しめます。
サーバーと言っても難しい事は何も無く、自宅のWifiルーターにLANケーブルでつなげるだけで、パソコン、スマートフォン、タブレットから操作できて、高音質再生できます。スマートフォンの中の曲もWMiniDACで鳴らせます。もちろんDACなので、テレビもゲーム機もCDもWAPを使って高音質にアップサンプリングやリクロックで楽しめます。
スピーカーで聴く場合はWMiniAMPとセットでバランス接続がお勧めです。

5位 WMiniNAS

オーディオ専用に開発したネットワークストレージです。
WAPを搭載しないのでWMiniDACやWMiniAMPに比べるとインパクトが弱いですが、低ノイズを徹底的に追求した仕様で、末永く使える逸品です。

WaversaSystems製品の福袋を用意しました。
新年はWaversaのWAPで音楽を楽しんでください!!

WaversaSystems 福袋2018