HiFi Clubのコラムを翻訳掲載
今回の試聴会はソース機器の音質を比較してみました。
LP(ターンテーブル)、CD、ネットワークプレーヤー、Roonを同じ音源で聞いてみて、各ソース別に音質の長所と短所を比較分析し、関心の多いテーマで多くの参加者が集まり、熱を帯びた比較試聴の時間となりました。
まず、試演製品をまとめてみます。
アナログシステム(価格帯:135万円)
- LP Player:Well Tempered Lab Amadeus MKII
- Phono Amp:Waversa W PHONO3
- Phono Cable:Hemingway Creation Phono Cable
- XLR Cable:Hemingway Creation Ultimate S XLR
- Power Cord:Hemingway Creation Ultimate S Power Cable
CD Player(価格帯:360万円)
- CD Player:Chord Red Reference mk-II
- XLR Cable:Hemingway Creation Ultimate XLR
- Power Cord:Hemingway Creation Ultimate S Power Cable
Network Player(価格帯:1千万円)
- DAC:dCS Vivaldi Clock、Upsampler、DACシステム
- NAS:Waversa W NAS3
- Hub:Waversa W Smarthub
- LAN Cable:Waversa W LAN Cable
- Digital Cable:Kimber KS-2120 Dual AES/EBU、Kimber illumination BNC Cable
- XLR Cable:Hemingway The Creation Advanced XLR
- Power Cord:Hemingway Creation Ultimate x 2EA、Tchernov Utimate
Roon Nucleus(価格帯:25万円+Network Player)
- Roon:ROON Nucleus
- Hub:Waversa W Smarthub
- DAC:dCS Vivaldi Clock、Upsampler、DACシステム
- NAS、LAN Cable、Digital Cable、XLR Cable、Power Cord:Network Playerと同じ
試聴のためにアンプは、Dan D’Agostino Momentum PreamplifierとDan D’Agostino Momentum M400 monoblock Power Amplifierを使い、スピーカーはAvantgarde Acoustic Trio Classico XD Speaker With Basshornを使いました。電源はISOTEK Super Titanの電源機器を使用し、ケーブルはヘミングウェイクリエーションSシリーズとチェルノフケーブルを使いました。
Dan D’Agostino Momentum Preamplifier
Dan D’Agostino Momentum M400 monoblock Power Amplifier
ISOTEK Super Titan
Avantgarde Acoustic Trio Classico XD Speaker With Basshorn
比較試聴曲
- A lover in Berlin-Kari Bremnes
- Beethoven Symphony No.7 2楽章-Paavo Jervi
多くの方々が参加してくださった今回の試聴会は、非常に興味深い比較で、参加者の強い関心で今までに無い熱気の中で行われました。試聴会を二日間行い、参加者の方々に最も良かった音を評価してほしいとお願いし、その結果は次のとおりです。
事前調査
まず、参加者の方々に、LP、CD、Network Playerの使用状況を伺い、好きな音の傾向を把握しました。手を挙げてもらって集計しました。
順 | 比較 | Aがいい | Bがいい | 備考 |
1 | A:LP vs B:CD | 13 | 3 | |
2 | A:CD vs B:Network Player | 16 | 1 |
LPとCDの音を好む方が多く、ジャンルによってはCDが良いという意見もありました。しかしNetwork PlayerとCDの音質比較を行うと、多くの方がCDの音が良いと評価しました。
LP vs CD
今回の試聴曲と機器で比較試聴した結果です。
順 | 比較 | Aがいい | Bがいい | 備考 |
1 | A:LP vs B:CD | 28 | 0 | |
2 | A:CD vs B:Network Player | 22 | 0 | |
3 | A:Network Player vs B:Nucleus | 7 | 11 | |
4 | A:Network Player vs B:Nucleus(with W Smarthub) | 0 | 43 | |
5 | A:CD vs B:Nucleus(with W Smarthub) | 0 | 43 |
この結果を説明すると、今回の試聴会での音質比較は全ての面でLPが一番優れており、デジタル真剣勝負ではRoon Nucleus+WSmartHubのセットがずば抜けて良かったです。試聴参加者のほとんどの方が、家で聞くCDがNetwork Playerよりも音質がいいと言っていました。しかし、今回の試聴会でRoon Nucleus+WSmartHubの組み合わせはCDを圧倒する高音質で、LPに近い解像力とサウンドステージ、自然な音場で優れた音質を聞かせました。
WSmartHubが無い状態での比較を3回行い、一般のNetwork PlayerとNucleusの音質比較は好みで評価が分かれました。重要なのはコンピューターネットワーク機器で発生する高周波ノイズを無くすWSmartHubが再評価されたということです。特にWSmartHub一般のネットプレーヤーでもRoonで優れた音質の改善をもたらすことが、今回の試聴会によって分かった事でした。
比較試聴方法
音質を客観的に評価するのは非常に難しいです。例えば、解像度の良し悪しを果たして評価できるでしょうか。個人の好みや基準の要素が強いオーディオの趣味の特性上、解像度の基準や観点が異なるため、解像度を数値化したり、どのような基準をもって評価するのか困難です。
そのため、今回の試聴会は相対的な比較ではなく、絶対的な評価のために、客観的データを作って基準を決めました。 その基準は、サウンドステージの再現能力です。サウンドステージのサイズと、特に高さを表現する能力を評価し、音像と音像の間の空間と3次元の立体的なイメージを描く能力です。これは好みによらず、オーディオ再生能力を評価できる絶対的基準であるからです。
分かりやすいように、写真にサウンドステージを作り出す現象を書き足してみました。
CD Player
サウンドステージ表現能力で評価すると、LPとCDの違いは明らかです。
サウンドステージの高さは中央部に長く広がり、ベースが底に沈みません。声と楽器の間の境界もあいまいで、隙間のスペースも表現されません。音色の違いも不鮮明で、やや厚めのザラザラしたサウンドです。まるでDVD映像のように原色の鮮やかで華やかな音色が出ず、色あせた表現で音色のコントラストが不明瞭です。
全体のサウンドステージは相対的に小さいが、ボーカルの音像は大きく、若干のビッグマウス現象になります。全体的にブラー(Blur)処理された感じの音像で立体的な感じはなく、狭帯域の感じと2次元的で平坦な壁面に描かれたようなサウンドステージが作られます。
LP Player
サウンドステージは深く広がります。広大な舞台の上に音楽を構成する音と音像が3次元的に作られます。特にサウンドステージの高さが格段に違います。CDと比べて、ベースは下へ沈み、ボーカルは上に上がり魔法のような変化が現れます。このようなサウンドステージの高さ(上下の表現)の表現はハイエンドとミッドハイの能力を表す尺度です。
LPではどっしりとしたベースがサウンドステージの下端をしっかりと支えてくれます。低いベースは低く転がりながら深く沈み、低域の木目をクリアーに表現してくれます。サウンドステージは広く深まり、ボーカルやドラムスの音像はより小さくなり、正確な音色で音楽の多彩な色を華やかに表現します。後ろの壁の空間は細かい音の粒子でエアリーに満たされ、音楽的完成度を上げてくれます。
Network Player
解像度はCDより高いが、全体的に荒れて、高域が不自然なほど鋭いです。音楽の旋律が消え、全体的に荒れて音の強弱、高低が表現されず、刺激的な音が出ます。このためNetwork PlayerがCDよりも良くなく、あまり聞かなかいという評価があります。CDは解像力では劣っていても音楽的に勝るためです。
Roon Nucleus+WSmartHub
LPに最も近いサウンドが出ます。
LPに比べるとステージは若干狭く、音色の華やかさもやや減ったものの、知らずに聞いたらLPと区別できないほどの僅かな音の差です。サウンドステージの構成もLPと同様で、下を支える低域、鮮明に浮かび上がっるボーカル、明確に対比される音色、後ろから輝くように演奏されるドラムのスネアまで完璧に表現しています。
LPが10点とすれば、5~6点台に過ぎないCDとNetwork Playerと比べて、Roon Nucleus+WSmartHubの組み合わせは9~9.5点と高く評価できます。この比較は試聴会の参加者全ての方々が評価で、この評価結果に納得していただいた結果です。
Kari bremnes-A lover in Berlin
LP
広く展開する広大なサウンドステージに、楽器の音像が色鮮やかで、音色が華やかに描かれます。ベースは下に沈みボーカルは浮かび上がります。パーカッションの打撃音が鮮明に出て、スネアオの音は輝きまで感じられます。
CD
サウンドステージの構成力と楽器の間の空間など、表現力で見ると、CDがLPには太刀打ちできないということが明確に理解できました。今までにもCDとLPを比較する試聴会が多く開催されましたが、もうこれ以上CDとLPの音質比較は無意味だと明確に証明してくれます。
客観的にアプローチしてみれば、ベースの位置など全ての音像が中間に帯のように連なってしまいます。LPに比べて上方の空間と下の空間が無くなってしまいます。サウンドステージの上下が表現されていないということです。
Roon Necleus+WSmartHub
結論から言うと、LP以降、真のハイエンドオーディオフォーマットが登場したという話に間違いは無いと証明されます。
CD以外にファイルやネットワークプレーヤーは全て利便性に依存したもので、音質面では高く評価することが難しかったが、Roonによって多くの面で意味のあるデジタルオーディオフォーマットを提示した言えます。
ハードウェア的にRoonを説明すれば、Roon CoreがNASとDACの間で交通整理をするという事です。
ネットワーク的側面から、RATTという新しいプロトコルを使用していて、これまでのネットワーク環境はパケット単位でデータを伝送するために時間の流れが重要なオーディオでは適したフォーマットではありませんでした。
ところがRATTは連続的でありながら、1:1で行われるデータ通信方式なので、時間の連続性が重要な要素となるオーディオ機器では、はるかに優れた方法です。
もう一つの大きな違いは、音源にはFLAC、WAVなど様々なフォーマットがあるが、従来のDLNAシステムではファイルのままDACに入ります。その後、DACが入力された音源をPCMに変換してアナログ信号を作り出ります。したがってDACに負荷が多くかかるが、RoonシステムではRoon Coreが、音源をPCMに変換し、DACにRawフォーマットを伝送するため、連続的でありながら少ない負荷でDAC本来の仕事ができるように助けます。
しかし、一般のパソコンやネットワークを利用する最も大きな問題は、ファイルのストリームで必要なコンピューターとネットワーク機器(ハブ、ルーター)、マザーボードの高周波ノイズが音質に多大な悪影響を及ぼすということです。
高周波ノイズを除去するためのWSmartHubは、この機器こそがメインと言っても間違いでは無いほどドラマチックな音質改善をもたらし、Roonとのマッチングでも、一般のネットプレーヤーより、優れた音質的改善をもたらす事が、今回の試聴会で分かりました。
今までこれほど良いデジタル音質を披露したことはなく、今回の試聴会で再生された音は全世界で現在ではまだHiFi Clubでのみ聴ける唯一の音です。なぜなら世界的にWSmartHubのような機器を持つ場所は他に無いからです。
※訳注:日本でもオリオスペックさんで試聴展示中です
再確認
ここで再びCDを聴いてみると、とても息苦しくサウンドステージが全く表現されていないと誰もが感じました。
もしコードレッドリファレンスのDACが良くないせいかと疑問もあるために、コードレッドリファレンスをトランスポートにして、ビバルディDACセットに接続して聴いてみました。このような実験をする場合、20万円クラスのネットワークプレーヤーと、当代最高のCDPとして認められた製品と1:1の比較ができる機会なので、多くの方が関心を持って試聴しました。
ビバルディDACセットによる音質は。コードレッドレファレンス単独の時よりは確実によくなるが、客観的な要素であるステージと楽器間の空間がよく表現されず、Roon Nucleusよりも良くない結果でした。このような音質的限界は、CDのメカニズムの構造的限界を示す良い例だと言えます。
Paavo Jervi-Beethoven No.7 2楽章
LPが優れてるとは言えない(?)SN比でも、CDなどのデジタル音源よりも良い理由は、倍音、アンビエンス、マイクロダイナミックスの表現力です。CDが数値的にSN比が高いのは実際のSN比が良いのではなく、ノイズを無くし、小さな信号も多くを取り除いてしまうからです。そして音楽に重要な倍音とアンビエンスが消えてしまうためです。
ここで倍音というのはHarmonic Overtoneで、基音の倍数に該当する音です。例えば、200Hzの倍音は400Hz、800Hz…などです。楽器と人は固有の基音を持っています。弦のピッチや管楽器の構造的変化、人の声帯の変化はこのような基音を変化させ、楽器の共鳴胴の、人の胸声と頭声は基音に基づいた倍音を作り上げます。
人々は基音と倍音を一緒に聴いて音を認知し、オーディオでこの倍音の付加を聞こえないようにすると、人々は楽器や人の声の固有の質感を感じず、固く断片的な音として聞こえます。倍音が消えてマイクロダイナミクスが落ちると、楽器のディテールも表現されないため、現実的な楽器音を聞けなくなり、音楽に没入できない状況になります。
ドイツ放送交響楽団と演奏したPaavo Jarvi、ベートーベン7番第2楽章を聴いてみると、団員数が少ないオーケストラの特性ためダイナミックスを生むために小さな音の演奏を極端に小さく演奏するのが特徴の曲です。それでこの演奏では、小さい音で音の表現がよく感じられなければなりません。
各楽器のパートが明瞭に聞こえるか、小さい音でも楽器固有の質感と団員それぞれが見えるのかを注意深く聞いてみました。
CD
先にCDを聞いてみると、この音楽に感動と、団員一人ひとりを確認するのが難しいのはもちろん、楽器本来の質感、空気感も感じるのは難しかったです。頭の中で想像しながら聞かなければなりません。オーケストラ団員の数が把握できない程に確実に減った音が固まっています。
Roon&LP
RoonとLPで聞いてみました。CDからRoon、再びLPと移りながら、セクションの数が増え、ステージが広がり、それぞれが楽器をより慎重で丁寧に演奏するようです。オーケストラのステージ後方はスペースいっぱいの空気感、非常に小さなピアニッシモでも、楽器の質感が全て活きてます。CDと比較して最も大きな違いは、コントラバスです。CDではほとんど聞こえなかったコントラバスが、小さな音でも床に低域広げ、音楽の低音パートを心強く支え守ってくれます。
LPとRoonは、好みの差程度だが、LPとCDは誰でも分かる大きい差があることを確認できました。したがって、CDよりも圧倒的に良いデジタルフォーマットが出てきたのだと、改めて証明できました。
Network Player
次に、現在では一般的なネットプレーヤーで聞いたらどうでしょうか。同じ音楽を一般的なネットプレーヤー+ビバルディDACセットで聞いただけでも、メイン演奏者はいなくなり、学生が演奏するようです。演奏の強弱が消え気の抜けた炭酸のように味気ない演奏になってしまいました。音楽的感動は消え、地味でつまらない音楽でインスピレーションを感じません。
これらの曲すべて、Nucleus単体とNucleus+WSmartHubとで比較をしており、Nucleus単体で聞いた時は、一般的なNetwork Playerよりも繊細で静けさもあるが似たようなレベルの音質です。CDより良いとまでは言えず、システムによってNucleusが小さく聞こえる場合もあります。試聴会でもNetwork PlayerとNucleus単体の比較は評価が分かれました。したがって、アナログに近いデジタル音源を楽しみたい方は、必ずWSmartHubとセットで使う事をお勧めします。
熱の高まった試聴会が終わって、さまざまな質問が出ました。要約して掲載します。
Q&A
- Q.オーディオ電源にリチウムイオンバッテリーが良い理由は?
A.オーディオシステムにシールドトランスを使用する機器をよく見ると思います。電線によって流入するノイズを除去する装置です。リチウムイオンバッテリーは、サイズは小さいが、インピーダンスが極端に低く(一般トランス比50~100万倍)、信号経路上のノイズをブラックホールに吸い込まれるように無くします。
今日使用したターンテーブルは、価格で見ると、デジタルシステムの十分の一の価格しかしないが、音は圧倒的に優れています。その理由は、電源を一般的なSMPS電源ではなく、リチウムイオン電池が入ったバッテリーで駆動しているためです。
DCモーターの場合も非常に激しいノイズが発生する(高価なターンテーブルが電源部を別の筐体で非常に大きく優れた物を使う理由でもあります)が、バッテリー電源がそのノイズを除去し、ターンテーブルの駆動を非常に安定的にさせ、音質を飛躍的に向上させるからです。
ターンテーブルも基本電源部とバッテリー電源を比較すれば、今日のCDとNucleus+WSmartHubレベルの音質の差が出るようになります。 - Q.CDを聞いている場合は、どのようにすればいいか?
A.アナログ回路でノイズはデジタル回路では、ジッターが発生します。アナログでトーンアームでのノイズは、スピーカーから音楽を聞けないほど累積され増幅されるが、ジッターエラーの場合は累積ではなく、時間軸が揺れるので、一ヵ所のみジッターを改善すれば音質も改善します。
CDの16Bit/44.1kHzのフォーマットの問題ではなく、CDトランスポートでCDを読む時に、構造的にデータを失ってしまう問題によってCDの音質が劣化するので、パーフェクトリッピング(同じ区間を5回以上読んでエラーを補正するリッピング方式)などを利用してCDをハードディスクに保存すれば、CDより音質が更に良くなります。 - Q.NucleusとW COREの音質の差は?
A.WCOREEとNucleusもインテルのNUCボードを使用しており、その違いはノイズ、制御の部分です。WCOREはトロイダルトランスのネットワーク部(イーサネットポート)にリチウムイオンバッテリーを用い、コンピューター(WCORE)で発生したノイズが外部に放出されないようになっています。
一方、NucleusはSMPS電源部(FSPという最も良いSMPS電源部を作る会社のものを使っています)を使用していて、マザーボード上のSMPS電源を利用して、ネットワーク(イーサネット)電源を供給しているので、相対的にノイズが発生することになります。
しかし、このノイズはWSmartHubをつなげれば、ほとんどWCOREレベルの音質が出ることを確認できます。WCOREとNucleus+WSmartHubの音質の差は僅かで、WCOREが更に鮮明でハイエンドな傾向を持っており、Nucleus+WSmartHubはもっと豊かでアナログ的であると確認できます。好みによってか、持っているアルバムによってWCOREかNucleusを選べば良いです。 - Q.Roon NucleusをWSmartHubにつないだ時の音の違いが大きい理由?
A-回答のために、一般的なハブ+Nucleusの音と、WSmartHub+Nucleusの音を比較してみました。
一般的なハブ+Nucleusの場合、一般のネットプレーヤーより少し繊細になって物静かになるが、好みで分かれる程度の音質差です。これはNucleusの問題というよりは、ルーターで発生するノイズが音楽にどのような影響を及ぼすかを示す良い例だと言えます。再びWSmartHubを使用して聞いてみました。
この実験の勝者は、WSmartHubスマートハブと言えるほどに多くの違いで、オーディオは電気と振動との戦い、つまりノイズとの戦いに完結すると改めて確認できた時間でした。
今日の聴いたように、WSmartHubを使うと、特にRoonでは強大な力を発揮します。Network PlayerのDACであるdCSビバルディも基本的にWSmartHubに接続していたにもかかわらず、Network PlayerとNucleusの音質の差は格段でした。
優れたハイエンド音質を聞きたいならばWSmartHubは必須アイテムだと思います。WSmartHubはハイエンドデジタルソース機器を完成させる最も重要な役割をになう唯一の製品です。